対象のわからない漠然とした不安・恐れ
恐れや不安が何か、何故恐れを感じるのかわからない状態です。悪夢を見てうなされて目が覚めたり、鳥肌や悪寒、震えに襲われることもありますが、その理由がわかりません。死や暗闇、オカルト的なこと、災害に見舞われること、火事や病気になることを根拠なく恐れたり、漠然と不吉な予感を感じることもあります。原因がはっきりした恐れに効くミムラスとは対照的です。
☆心気症的な状態(ちょっとした身体的不調に対して自分が重篤な病気にかかっているのではないかと恐れたり、既に重篤な病気にかかってしまっているという強い思い込み)に
☆ペットなどで何を怖がっているかわからない場合は、ミムラスとの併用がおすすめです。極度の恐怖・怯えが伴う場合は、ロックローズも。
●こんなときに
・急に襲ってくるわけのわからない不安、不吉な予感、胸騒ぎを感じる
・オカルト的なことや霊的なこと、目に見えないことに不安や恐れを感じる
・夜中に悪夢を見て目が覚め、どんな夢だったのか覚えていないが気味の悪い怖さが残る
・日中、場所を問わず恐怖感が突然訪れる
・子供の場合は「お化け」がいると思いこみ、暗い場所や1人で寝るのを嫌がる
バッチ博士の説明(『12ヒーラーズとその他のレメディー』より) 漠然とした未知の恐れ、理由もなく、説明もできない恐れに。患者は恐ろしいことが起こる予感におののいていても、それが一体何なのかわかりません。はっきり説明できない恐怖に、絶えず悩まされています。大抵の場合、人に話すことさえ怖くてできません。 |
飲んだ後の変化 (バランスのとれた状態)
曖昧で言いようのない恐れや不安感から解放され、恐れていた対象についてはっきりと理解できるようになったり、それが何の根拠もないことだったのだと思えるようになります。物事に対しても落ち着いて対処できるようになり、自信を取り戻すことができます。
他のフラワーエッセンスとの比較
●具体的な対象がわかっている恐れや不安を感じている → ミムラス
●自分をコントロールできないことへの不安や恐れを感じている → チェリープラム
●強いパニックのような恐怖感、身体症状もでるような恐怖を感じている → ロックローズ |
参考資料
「バッチフラワーBOOK」、「バッチの花療法」、「バッチフラワーエッセンス事典」、「エドワード・バッチ著作集」